Story

　カンティネ・ペトロジーノは、シチリア島の南西部、トラパニ県ペトロジーノ市にある、この地域で最大ワイナリーの１社である。ペトロジーノ市はマルサーラとマツァーラ・デル・ヴァッロの間にあり、シチリア島の街の中で一人当たりのブドウ生産量が最も多い街である。

　1962年2月18日にわずか40人の農民によって設立されたペトロジーノ協同組合は、現在759人のパートナーと、約1600ヘクタールのブドウ畑を有している。そのうち、85％が白ブドウで、60％がグリロ種、15％が国際白ブドウ種、25％がカタラット、グレカニコおよびジビッボとなっている。畑はペトロジーノとマツァーラ・デル・ヴァッロの間の海岸線に沿って広がり、海抜20〜80メートルの高地に位置している。