ネグレッティ社の歴史は、1900年代初頭、曽祖父ミノーがラ・モッラ村でブドウ栽培とワイン販売社を創業したことから始まる。以来、代々の当主が栽培や醸造のノウハウを受け継ぎ、2003年、マッシモとエツィオのネグレッティ兄弟がワイナリーを引き継ぎ、ワインの瓶詰めを開始した。
兄弟揃って、アルバ市の名高い醸造学校に通い、ワイン技術者の資格を習得した。その後、トリノ大学でマッシモはワイン醸造学を、エツィオは経営管理を学び、家業のワイナリーの運営にその知識を活かした。当時も今も、ネグレッティ社の経営理念は安定した高いワイン品質を保証することと、多くのテクノロジーを駆使しながら、醸造エラーを減らし、よりエレガントなワインを生産することである。
現在、ネグレッティ社はモンフォルテ・ダルバに醸造所を構え、バローロとラ・モッラでブドウ畑を13ヘクタール所有している。